渓流解禁、積雪1・5m

りんご屋

2010年02月21日 09:32

仕事に精を出していると、りんご仲間のTちゃんからTelで接ぎ木用「穂木」の問い合わせ。
農作業の進捗状況などを話した後「早く川行かないと魚全部釣られちゃうよ」
冗談半分でカマをかけると「行きますか!」と元気な返事が。
おいおい、ホントにこれからいくのォ~?と思いつつもすでに目の前にはイワナの幻影が・・・
これでは仕事も手に付かないし行きましょう!

仕事の段取りは悪いくせにこういう時ばかり迅速な二人。
30分後には高瀬川の支流を上流目指して雪中行軍しておりました。

入渓時間が遅かったので案の定すでに帰ってくる人が。
釣果を聞くと全く釣れないとのことでさらに上流部を目指すものの
そこにも数時間前に歩いた足跡がくっきりと。

まあ1匹でも拝めればとかなり弱気になりながら竿を伸ばします。
時折雪交じりの強風が吹くものの、わりと穏やかな釣り日和。
純白の雪に囲まれ透き通った渓流はとても綺麗です。

Tちゃ~ん、どうだ~い?声をかけますが首を横に振ります。
渓相は良いんですがアタリまったくなし。川辺の足跡が恨めしい。
しばらく釣りあがるも反応まったくなし。

やがて上流の落ち込みが連続するポイントに人影を確認。
どうやらこの区間を重点的に攻めているようなので迂回して
さらに上流のチャラ瀬がつづく区間に入ります。

ここから上は深場がないので足元の大岩と雪塊の影にゆっくりと
仕掛けを流し込むと糸がとまり、アワセをワンテンポ遅く入れると
ようやく1本目、26~7センチのアメマス柄のイワナが出ました。
Tちゃんにポイントと攻め方を知らせ、堰堤下の水深20センチほどの
浅場に仕掛けを入れ丁寧に流すと同サイズのヤマトイワナ

ここまでノーフィッシュのTちゃんにメインポイントに入ってもらいますが、
奮闘むなしくその後は二人とも沈黙。

なんとか初物を上げたい彼の為、別の支流で小堰堤が連続する区間に移動して30分勝負。
Tちゃんメインの堰堤下プールに入り粘りますが
僕がその下流で25cmのニジマスを上げたのみで終了。

解禁直後のプチ源流釣行、苦労の割には報われませんでした。 お疲れ様~。



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