2014年07月31日
最初と最後に
釣り人の少ないと思われるチャラ瀬の多い場所へ。
ん~足跡いっぱい・・
入渓が簡単な場所では手つかずのポイントなんて無さそうですね。
0.8号通しヤマメ針8号、オモリはG1~2B。
水深1mくらいの所が少し先にあったので、
その下流の水深50cmくらいの所で今日の1投目。
狙うは大きな沈み石の周り。
すると石の手前30cmの所で仕掛けが止まり、
根掛かりか?と思いつつ竿を立てると、いきなりの小気味良い引き!
寄せてくると40cm級の細長い魚体。
くねり方と体型はイワナっぽいけど? おや?色合いが暗いからブラウン?
なんて思いながら寄せてきた所でいつものごとく針外れ。
心と体の準備が出来ていないうちに掛かった大物でした。
その後は小魚らしいアタリはあるものの、25cm前後のヤマメ2匹とブラウン1匹。
その他は20cm未満数匹と小魚らしいアタリが散発で。
・・・あと1時間・・・
場所を変えて仕切り直しです。
が、小さなアタリが1回のみ。
・・・あと10分・・・
唯一のアタリが出た所へオモリを足してゆっくりと送り込むと
カッ・・ (追い食い?) カカッ! と最後のアタリ!そして心地よい魚の引き!
うっすらと見えた魚体以上のスピード感のあるファイト!
竿を叩く感触は特有のローリングなんでしょう。
足元に構えたタモに納まったのは36cmの良型ヤマメ。
時間切れすれすれで最高級の満足感をありがとう!
2014年07月29日
忘れないうちに
渓流釣りの仕掛けはとても単純。
穂先に道糸を結び、糸の先に針を結ぶ。
目印を数個結びつけてオモリのガン玉を付ければ出来上がり。
のはずが・・・
自分でもハッキリ判るほどの手際の悪さ。
そういえば魚釣りは5週間ぶり・・今年になってから何回目だっけ??
そんな状態で仕掛けを送り込んでも当然釣れませんわな~。
頭の中のごちゃごちゃした物を忘れ去るまでに小一時間。
2匹の小魚しか出なかった往路を帰りには修行のつもりで入念に狙い直します。
仕掛けを変え、流し方を変え、気持ちを入れ替えて。
すると、先程まで沈黙していた川が答え始め、時折小さなアタリが出始めました。
いや~、この感触を忘れないうちにまた釣りをせねば。
背中の虫食い模様がキレイなイワナ、37cm。
本日最大はブラウントラウトの38cm。
2014年06月22日
連チャン
が、現実はそんなに甘くありません。
魚の反応激シブッ!
仕掛けを変えても、攻め方を変えても ほぼ無反応。
様子を覗いながら 粘って 粘って
一応尺イワナ。
なんとか25と27cmのヤマメ。
調子が狂って悩んだ時にはトラブルがつきもの、
竿先を折るという大失態のオマケ付き。
・・・心も折れました。
2014年06月21日
師匠のチカラ娘のチカラ
今回は監視役?として娘も同行しました。
ポイントには当然のごとく先行者が二人、
子供連れで歩き回るのは大変なのでお帰りになるまでしばらく川縁で待機。
・・・

なるほどその後の釣果はほぼその二人が立っていた足の辺りがメイン。
ブラウンとニジマスがポツポツと釣れたところで
娘が「このエサ付けてお魚釣ってね」と一言。
素直にエサを付け直すと・・
なんと29.3cm(師匠計測)の良型ヤマメ!
「いや~、今日はやられましたね。」
と言う師匠の45cmUPのブラウンにはかないませんが、次への期待が高まります。
遅めの昼食を終え、場所を変えて再び竿を伸ばします。
ワタクシがポイントを攻めあぐねる中、師匠にはコンスタントにブラウンが。
最大46cm、釣果と釣技は比例するんですね~。
で、恒例のバラシはというと
ワタクシは釣技の未熟さゆえ信じられない様なミスから
30cmUP(師匠目測)のヤマメを目前でバラシ。
師匠も弟子に影響されたのか?なぜか35cmUPのヤマメをバラシ。
尺ヤマメは非常にレアな存在なのに・・肝心な所で決定力に欠けてますね。

41.5cm(師匠計測)のブラウンを上げ、しばし粘ってから納竿。
師匠と娘のおチカラ添えを頂きながらの釣りでありました。
2013年09月27日
2013渓流釣り収め
36cm、ちょっと大きすぎたか? なんて考えながらタモをいじっていると
無性に使ってみたくなりました。
とりあえず犀川へ。
メジャーポイントは反応が無いので近くの見過ごされそうな小さなポイントへ。
すぐに30cm未満のニジマスとブラウンたち。
・・タモの必要無いんでは?
場所を変えて仕切り直しです。
半年間釣り人に攻め続けられた魚たちは簡単には釣れてくれませんね。
狙いを浅瀬中心に変え、軽いオモリで流してやるとようやく釣れました。
初めてタモに納まったのは35cmクラスのニジマス。
そして今シーズン最後のアタリが!
瀬脇の小さなタルミから一気に上流へ走り、力強い引きを見せます。
しばらく左右へと走った後今度は下流へ。
竿を立て魚を止めますが、多分竿と仕掛けの限界なのでしょう、
魚を寄せるだけの絞りこみが出来ません。
急流の中をゆっくりと歩みより、ようやくランディング。
フィナーレを飾ったのは、レッドバンドの鮮やかな42cmのニジマスでした。
2013年08月28日
サマータイムで川の釣り
日の出前からの仕事を早めに終わらせて午後の作業前に3~4時間。
これがワタクシのサマータイム制導入で確保した自由時間(釣り時間)です♪
本日は北アルプスの絶景をバックに清流釣り・・雲で白馬連山が見えませんネ。
夏休みに釣り人が見逃した“竿抜けポイント”は有るのか?
確率は低そうですが。
底まで透き通った川に仕掛けを流すと・・結構な引き。
寄せてみるとブラウントラウト35cm。
梓川・犀川周辺で増殖しているこの魚、ついにここまで来てしまったか・・。
とはいえ川底には適当な石があり、ヤマメ狙いも十分出来そうです。
ゴンゴンとブラウンがアタってくる中で、カツンとアタるのは・・♪
簡単には掛かりませんが、ようやくスピード感溢れるファイト!
いました~!ちょいと細いですが、しゃくれかけた32cmのヤマメ♪♪
良型ヤマメが出ると気合が入ります。
スレてるのか警戒心が強いのかヤマメらしいアタリは出るものの
掛かるのはブラウン。本命らしきアタリはすっぽ抜け。
仕掛けと人の微調整を繰り返してようやく2本目30cm♪
泣き尺3本とブラウン数本を追加したトコロで作業時刻30分前、終~了~。
2013年08月20日
ポイント探し
今日は広大なフィールドでポイント探し。
ルアーでならかなり広範囲に攻められるものの
述べ竿ではごく一部しか届きません。
それでもいつものごとく35cm前後のブラウンとニジマスたち。
たまには違うサイズ釣れてよ~・・と独り言。
すると今度は30cm前後の魚たち。
・・ごめんなさい、わがままでした。と反省。
釣りの神様に聞こえたのか再び35cm前後にサイズアップ。
スレてるのを覚悟の上で某有名実績ポイントに移動し、
仕掛けを流すと案の定アタリは出るものの乗らず。
しばらくするとゴムボートで下ってきた観光の方々がポイント脇の川辺で遊び始めました。
もうダメかナ?と諦めかけた時に強烈な引き込み!
強い流れで姿を見せるまで手こずりましたが目測40cmupのニジマス。
足場が悪いので再び走らせ弱るのを待ちます。 が、これがイケなかった。
再び流芯へ入ったトコロでチモト切れ。
今回も「逃がした魚は大きい。」のでありました。
2013年08月17日
壁突破? その2
本流釣りで使う糸、50m巻きで仕掛け5~6個分。
根掛かりが多発すると足りなくなる事も。
で、ルアー用のベーシックFC300m巻き 3lb(0.8号相当)を使ってみました。
2匹目でなんと数年ぶりのニジマス50cm。
ようやく50cmの壁が砕けました。
その後35cm前後を連発し、再び良型。
豪快なジャンプを繰り返し、引きよせたのはニジマス51cm。
ブラウン・ニジマスとコンスタントに釣れ続け、
その後は~40cm迄でポイント移動。
すぐにアタリが出るとは良いトコ見つけたか?
ヤマメかと思いきや34cmのブラウントラウト。
そして35cmクラスのブラウンが連発して入れ食い状態に。
まれに有るんですねぇ、こんな好漁。
ヤマメは1匹だけであとはブラウンMax38cm。
次のポイントに移動すると強風が吹き始め、仕掛けが送り込めない状態に。
最後の1匹を掛けたくてオモリを変えて風の合間を待ちます。
出来すぎかと思えるようなタイミングでのアタリと引き!
本日のトリは46cmのニジマス。
サンラインのフロロライン、頼りになります。
2013年08月11日
壁突破?
真夏の真昼間、最も釣れないであろう時間帯にT師匠と二人で炎天下の本流釣り。
キジへの反応は食いが浅く、クロカワムシでは小型がちょっかいを出します。
けっこう良い引きをしてくれたのは35cmのニジマス。
ブログに載せなかったけど数日前もこのサイズまでだったなぁ。
ブラウントラウトは二人とも尺チョイまで。
急激な減水で食うパターンが限られてきているのか?時間帯か?
わずかに見えるかけ上がりで目印が小さく揺れ、糸が止まります。
咥えただけの状態から口の中にエサが入るまでのイメージでアワセを
ワンテンポ遅らせるとガッチリと咥えました!
「師匠~!なんか引っ掛かりましたよ~♪」
力強く引き込み、さらに上流へ猛然と駆け上がっていきます。
久々に魚を掛けながら河原を上流下流と移動します。
くう~っ!述べ竿でのこの引きがたまりません。
数分間の至福の時を味わえました。
久々に40cmの壁を越えてくれたニジマス46cmとT師匠に感謝感謝でありました。
2013年08月02日
壁?
粘りに粘って浅瀬まで誘導すると正体は良型の「コイ」。
コチラを目視すると再び強烈な引き込み。
石の下へと引きずり込まれて糸切れ。
久しぶりに掛けましたが渓流竿じゃどうにもなりません。
ヤマメ~22cm、ブラウン~27cmとサイズが出ないので場所移動。
竿を伸ばし始めるとかなりの風。
今日はダメかな?と思いつつ何とか仕掛けを流すと
はっきりとしたアタリと共に豪快なニジマスジャンプ!
強風に翻弄されながらも仕掛けさえ送り込めれば
流すコースと流し方次第でブラウントラウト、ニジマス、ヤマメ、の3種が
面白いように掛かってくれます。
本日35cm前後まで。
なかなか出せない40・50センチオーバー。
近年このくらいのサイズまでが精一杯、「40cmの壁」が出来ているのかも。
2013年07月18日
まだ増水中
しばらく晴天が続いたもののまだ増水中。
そろそろ釣りが出来るか?
マルチストリーム7.5mを携えて里川へ。
大分水量は減っていても流れが早くて仕掛けが落ち着きません。
ようやく小さなアタリが出た所で強風が拭き始め移動。
せめて1匹・・・
針を変えオモリを変え・・
ようやくニジマス36cm。
軟らかい竿で掛けると楽しいもんです。
2013年06月30日
ヤマメ求めて
多くの河川で治水工事が行われたり、土砂の堆積で
淵や大場所が少なくなりましたね などと話しながら
以前は絶好の大場所だったであろう小場所に仕掛けを流し込みます。
魚の着き場が小さくなった分勝負は早いようで、
ふっくらとした綺麗な魚体が竿を曲げてくれます。
ワタクシ~26cm、師匠は~28cmのわりと揃ったサイズ。
掛けて いなして 浮かせて 獲る。
当たり前の動作をこなしていきますが、
今シーズンも大型の渓魚を2ケタ上げてる師匠の動きは
実にスムーズで余裕があります。
残念ながら尺上は出なかったものの、
魚のいなし方など学ばせて頂く事多数。
師匠、次回はワタクシめにも5~60cmを拝ませて下さいナ。
2013年06月27日
初下ろし
がまかつ 本流 誉 8m。
いそいそと川へ出かけたものの、朝方までの雨で
増水。 濁流。
入渓出来る所が見つからずに各河川をウロウロ。
仕掛けが落ち着いて流せそうな場所をようやく発見。
流れに乗せて流すも反応悪し。
何とか25cm前後のヤマメが出たものの後が続かず。
4~5Bのガン玉に交換して底をゆっくり攻めるとこれが的中した模様。
10~20cmのチビヤマメたちとニジマスが小気味よく釣れてきます。
二桁に届いた頃からアタリが遠のき場所移動。
と、ここで良型!
流芯を突っ切って走るスピードはヤマメか?
障害物近くまで走ってからグングンと引き込む力強さはニジマスか?
竿の曲がりと調子を確かめながら浮いてくるのを待ちます。
高感度でも強竿でもないけど、この竿結構好きだなぁ。
どこまで絞れるかな~なんて考えていると突然のチモト切れ。
・・・毎度逃がした魚は大きいんです。
場荒れしたかな? とはいえ魚影と活性は良いようなので次を狙います。
気を取り直して数分後、ゴボウ抜きしたヤマメが27cm。
さらに25cm前後を数尾とニジマス~32cm。
本日のお持ち帰り数匹。 ところで一番下の魚はナニ?
2013年04月24日
低温障害?
4月中旬までの温かさで桃とプルーンの花が満開に。
ところがまさかの降雪とマイナス4~5℃の冷え込み。
全滅に近いダメージになるかもしれません。
リンゴの花はこれから咲き始めますが、かなりの影響を受けそうです。
天気も気分も雨模様、現実逃避に裏山へ。
駐車スペース付近では反応が乏しいので少し釣り下ります。
キジとブドウ虫を流し込むと細身でキレイなイワナ達。
小さい様な気がして次々とリリース。
念の為メジャーをあてると28cm。
目ジャーの感覚まで影響を受けてた?
2013年03月21日
連日の夢
この3日間、続けて釣りがらみの夢を見ました。
これは「夢のお告げ」か?単なる「ストレス」か?
どちらにしてもリフレッシュが必要か。
良形イワナを求めてTちゃんと今シーズン初の渓流釣りへ。
気温1度で風が強い中、かじかむ指での仕掛け作りはひと苦労。
高実績釣り場で期待は高まりますが・・・反応無し。
何処をどう攻めても・・・
諦めかけたその時、Tちゃんに待望の良形ブラウン。
さらにワタクシにも31.5cmのブラウントラウト。
連発かと気合を入れたものの、その後はチビブラウンのみ。
あれほど居たイワナ達は何処へ行ってしまったのか?
場所を変えての仕切り直しでようやく20~25cmのイワナ達。
そして本日のクライマックス、Tちゃんの竿に待望の尺イワナがヒット!
小気味良い引きを堪能しすぎたのか?
ワンタッチダモの取り出しに手間取り、無念の取り込み失敗。
残念、惜しかった~!
必ずしも「釣りの夢」を見ても「大物大漁」とは限らないようで。
2012年08月27日
再確認
このところ「掛けて」「獲る」という当たり前の事が全くできていませんでした。
短時間ですが自分の釣りを再確認。
浅瀬中心にピンポイントで仕掛けを送り込み、丁寧に流します。
小さなアタリはあるので魚はいるはず。
ここぞという所でヤマメのアタリ。 取り込みまで気を抜かないように気を付けて。
尺に届くかどうか?
水の流れに合わせながら自然に流れるように・・最後まで気を抜かず。
川底の石に沿うように、小さなアタリのあった所に何度も送り込みます。
食いそうな所でエサを少し浮かせてみたり、小技を入れてみたり。
仕掛けの張りと魚の位置を意識しながらのアワセ。
ニジマスを流れに乗せ下流に誘導、十分弱らせてからタモ入れ。
ようやく釣れました。 テキトーな釣りにならないように気を付けなければ。
2012年08月20日
バラしまくり
釣行回数も釣りの時間も激減している今日この頃。
先日も師匠に「今年は尺ヤマメ〇〇匹つりましたよ♪」
「知人にレクチャーしたら初めてでも尺モノ2匹つりましたよ♪」
・・・などと煽られると、じっとしていられません。
午前二時には目が覚めて・・
いかんいかん!朝からリンゴと桃の収穫と出荷!!
はやる心を抑えつつ、何とか夕方2時間ほど時間を作り
手ごろなポイントで仕掛けを流します。
ところが夏休みで連日攻められた魚たちは、まったく反応しません。
仕掛けを入れたすぐ手前で、魅せ付けるかのように尺上のニジマスがジャンプ。
スレてるな~・・。
それならば!と、誰も見向きもしない様な浅瀬に狙いを定めます。
早速狙い通りの1匹。
やっぱり魚はいるな~♪ ゴボウ抜きにすると空中でハリ外れ。
気を取り直して数投目、掛けると同時に勢いよく走る魚。
念願の体高のある尺ヤマメのようです。
寄せてきていよいよタモ入れ・・という所でまたもハリ外れ。
ハァ~?? 針がデカすぎ? 貫通力無さ過ぎ?
更にそれならば!と、針を変え、ドン深狙いに。
ゴツッとアタリ、アワセのタイミングを遅くすると力強く引き込むニジマスの引き。
下流に移動してから水面まで魚を引きずり出した所で、まさかのハリ外れ。
ハアァァ~??? 何でだァァ???
どうやら問題は針や道具ではなく、ワタクシのウデにありそうですネ(涙)
2012年08月07日
竿を曲げたくて
釣り道具を片付けていると先日の引きが甦ってきました。
あ~、大きかったな~
また竿を曲げたいな~・・
片付けるつもりがそのまま出漁、
ちょっと風があるので竿を振りやすいポイントに入ります。
ニジマスがいそうな所にエサを送り込みますが、
多くの釣り人に攻められているせいか簡単には釣れてくれません。
仕掛けを調整しながら探っていくと30cm弱までがポツポツ。
早い流れの中、川底にたるむ所があったので
何度も軽目の仕掛けを流し込んでいると
ようやく40cm級が口を使ってくれました。
2012年07月31日
逃がした魚はなんとやら
その美味しさたるや・・
明日は農薬散布が終わったら娘と友達に食わせてやろう♪
そんな気楽な親心(?)で川へと出かけます。
時期的にヤマメを中心にニジマス交じりで数匹あれば。
楽勝モードで釣り場に入りましたが・・・・ ??? アタリ無し。
どこをどう流しても反応無し。
タルミに送り込んでもアブラハヤさえ食ってきません。
おかしいな~ こんな筈では・・???
実績ポイントと連発ポイントを諦め、ここ数年実績のないB級ポイントに。
出るとするとここか? 虫の知らせか妙に丁寧に仕掛けを流します。
コツ。 初めてのアタリ。
ぐぐっ! かなりの引き。
ファイトにそなえて下流に移動、あらためて竿を絞ります。
流芯脇で掛け、少し移動したはずなのに釣り座を変えた途端に全く動きません。
良型を掛けたはずなのに? 根掛かりしたはずはないのに・・?
さらに竿を絞ると ぐぐぐ! ゆっくりと動きます。 デカい!
竿が手元からしなり、魚をいなす事が出来ません。
尺抜SP+0・8号通し+イワナ針8号。
50cm級ならなんとか獲れそうですが、そんなサイズでは無いようです。
この道具とワタクシの腕でどこまで出来るか???
古いとはいえ、竿は値段に応じた分だけ曲がり、そして持ち主に応えてくれるそうです。
だとしたら道糸の性能と自分の腕次第。
主導権を握れない以上は上・下流へ走らせないようにしての我慢比べです。
流芯からたるみへ、そして流芯へ。
テンションを保ちながらのファイトが続きます。
ひょっとして近くでアタリが無かったのはコイツが全ての魚を食ってしまったんじゃないのか?
ゴポッ! 流芯からはずれ、水面で見せた銀白色の魚体は二尺を余裕で超えていそうです。
今まで見た事は有ってもこのサイズのニジマスを掛けたのは初めてです。
驚くほどに曲がりながらも、見事なまでにショックを吸収してくれる竿。
いつまでも疲れることを知らない魚。
のされないように小刻みに上・下流へ動き、竿をしならせる私。
いつまでも続いてほしい至福の時。
最高の夏の思い出は糸の限界と共に終わりを告げました。
・・・あ! 明日の塩焼き用ヤマメ忘れてた!!
2012年07月18日
甘い囁き
耳元で甘い言葉を囁きます。
「今日も尺ヤマメを釣りましたよ~♪」
「45cm級のブラウンが沢山釣れますよ~♪」
「デカイのも上がってますよ~♪」
「・・よ~♪」 「・・よ~♪」 「・・よ~♪」 ・・・・
師匠の言葉がワタクシの灰色の脳細胞を刺激いたしまして・・
本日は渓流竿を引っ張り出してヤマメ狙いです。
入渓点に二人いたので挨拶をしてから下流に入れて頂きます。
程無くヒレピンの元気なニジマス。
反応がイマイチなので車で移動。
小さなアタリが出たところを何度か流していると明確なアタリと力強い引き♪
竿を寝かせてタメていると久々のニジマスジャンプ。
コレが出ると35cm級でもけっこう迫力があります。
移動をしながら 流芯、瀬尻、石周りetc.と狙いを変えて攻めますが
アタッてくるのはニジマスばかり。
好釣果で嬉しいものの、尺ヤマメってどうやって釣るの???